スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「崇灰の鴉と僕」 ④ カラ

外はとても暑くて、バイトからふらふらと戻ってきて、テレビをつけた。

そこでは、「お盆」「帰省ラッシュ」という言葉が飛び交っていた。

そうか、今、お盆なのか…。

そんなこと、すっかり忘れていた。


僕は最近、姉の事をあまり思い出さなくなった。

父や母のことは、それ以上に思い出さない。

頭の中は、鴉のことでいっぱいだった。

他のことなんて、他の人間なんて、どうでもいいと思っている自分がいた。


そんな普段の自分を取り繕いたかったのかもしれない。

お墓参りに行く事にした。


「ねえ、空いてる日ない?」

僕は早速、鴉に聞いた。

「なんで?」

「お墓参りに行こうと思って。」

鴉は、読んでいた雑誌から顔を上げ、僕を見た。

意味が分からない、とでも言いたそうな顔で。

「誰の?」

鴉は聞いた。

「え~っと…、僕の、家族の…」

その答えを聞いて、鴉は笑った。

「何で俺が行かなきゃいけないんだよ。俺、お前の家族と会ったことねえし。」

「いや、そうなんだけど…」

「行かない、行かない。」

そう言って、鴉は台所へ消えた。

僕は考えた。

そうか、それはそうだよな。

知らない人間の墓に参っても、何も思わないし、何も起こらないもんな。

冷たいコーヒーを持って、鴉が戻ってきた。

僕は言った。

「じゃあ、僕、一人で行くよ。」

「おお、行ってこい。」

そう言うと、鴉はまた雑誌を読み始めた。

僕には面白みの分からない、小説ばかりが載った雑誌。

頭にふと思い浮かんだ事があって、数秒迷ったけど、僕はそれを口にした。

「鴉の…彼女の…、お墓参りは行かなくていいの?」

鴉は、さっきと同じ体勢のまま。

だけど、その身体の奥底に緊張が走ったのが分かった。

僕は、自分の発した言葉に後悔したが、もう遅い。

出したものは戻らない。

「ごめん。」

仕方がないので、大して意味を持たない言葉を出した。

でも、そんな自分がより軽率な人間に思えた。

「向こうの親からすればさ、俺が殺したようなもんなんだ。だから、墓の場所なんて知るわけないだろ。葬式にだって出てないのに。」

そう言った鴉の声は、いつもよりも高くて、妙に明るくて、僕は言葉を失った。

カラカラ。

鴉が飲むアイスコーヒーの中で、氷が音を立てた。

僕は、自分の頭みたいだと思った。


スポンサーサイト

否定ぎみだったツイッターを開始。

大好きな高橋源一郎もしてて、とりあえずそれだけでやって良かったなって思いましたよ。

多少なりとも興味のある方は、フォローしてやって下さい。
名前はegorock215です。

ただ、私は、わりかし身近やなって自分が思う人のフォローはしない事にしました。
(多少例外もいますが)

でないと、四六時中色々気にしたり、色々心配したりしてしまいますからね。

なので、知り合いなのにフォローしてない方は、別に嫌いとか興味無いとかじゃないんで、気にしないで下さいね。

気にしないで下さい、って何か、偉そうですね。

気にしてへんわ、ボケ!
って言われそうですね。

どうぞ、言って下さい。


明後日は、稽古が2つ。

ていうか、台本…。

何を言っても言い訳。

約束を破る奴は、最低。

自分のことだが。

あぁ、逃亡したい。

ははは。

ふへへへ。

いや、しかし、面白いもん、書くよ。

今朝、ラストの情景がちいと見えたし。

いけるよ。

自分、やれるよ。

あたいはやったら出来る子や!

言い聞かせ、
思い込ませ、

やるべや!

すっげー正直な話、
絶対口には出さないけど、

ブッ飛びたい。

何を使用してでも。

今まで、そんな事、
思った事無かったのに。

いや、
理性があるからしないけどさ。

とにかく、
まともにいたら、
ダメになりそうだ。

酒飲んだって、
別にどうって事無いしな。

ていうか、
このブログ、
アウトだろう(笑)

(笑)も
アウトだろう。

うふふ。

もう、いいや。

こういう時は、
音楽しかないよね。

音楽しかないよね。

音楽しかないよね。

他のもんじゃ、どうしようもないよね。

アウトなモン使えないし、
使わないし。

音楽しかないよね。

ヘルプ

でも聞くか?

へへへ。

来週あたり、
このブログ、
削除だな。

ははは。

あ、
因みに、
今はガッツリ素面です。

酔っぱらってブログ書いたりしないよ。

もうすぐ、
鬼が死んで一年か…。

早いね。

私も鬼にならなきゃ。

書くこと書いて、
死にたいね。

詩に体だからね。

てなわけで、
頑張ります。

人を嫌う、
その感情って何だろう。

そんな感情、
この世から無くなったらいい。

人の悪い所を、
見る。

そんな目、
この世から無くなればいい。

だけど、
物事の何が正しいか分からないから、
何も言う事は無くて、
ただ、モヤモヤする。

換気口ばかり見ている、自分。

何もないのに。

何もないから。

見てても、誰にも迷惑かけないから。


話したくない。

帰りたい。

一人になりたい。


あの人もこの人も、
分かったような口聞かないでくれ。

私は私しかいないし、

君は君しかいないし、

あの人はあの人しかいないんだ。

だからもう、何も言わないでくれ。


深海にいたい気分。

エラ呼吸も出来ないくせに。

暗い。

ひんやり。

静か。

そんなのを求めてる。

求めてる。

だから、
ちょっとココはキツいね。

でも、
まあ、
深海には住めないから、
地上で生きる方法を考えなきゃな。


あぁ、
とりあえず、

とりあえず

今、なんか苦痛だけど、
明日になれば大丈夫。

大丈夫。

妙に明るい人が苦手で、
でもそういう人が多い所にいるのは仕方ない。

自分が異常に浮いている事が分かりすぎて苦しい。

でも、仕方ない。

とにかく、
明日には大丈夫。


台本、期日をとうに過ぎて、
まだ出来ない。

自分の劇団の台本ではない故、
これ以上の遅れは許されない。

うわー。

17日迄には、やるしかない。

やれる!

やる!

でも、明日は許して。

明日、
最大限のエネルギーを放出し、
最大限のエネルギーを吸収する。

踊り狂う。

あぁ、
前向きな気分なんかではないが、
前を向くしかないんだよ。

生きてる限り。

久々にキテるな。

明日、
納豆の日。

ガンジャには納豆の日生まれの男を愛する奴らが集まるのだろうか。

会いたくない。

今は。

台本一つ書き上げてない私なんて、
会う資格は無い。

明日は、
感性だけ拓いて帰ろう。

純粋な気持ちで、
帰ろう。

とにかく、
誰とも会いたくない。
貴方とは特に。

終わりがない

続いていく

そういう言葉を多用する貴方の感覚が分かる気がする。

終わらないですね、
本当に、
何一つ。
プロフィール

egorock215

Author:egorock215
ego-rockという劇団で作・演出しています。
淫れ菩耽とかいう名前で、怪しげなショーもどきもやっています。

台本を書く人がいなくて困っている劇団の方、その他諸々、文章を書くことなら何でもやりますので、声をかけてやって下さい。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。